ドイツ・デュッセルドルフで開催されたヘア展示会「TOP HAIR」は、2023年3月21日から22日の間、盛況のうちに終了した。世界中から2万7千人の業界関係者が集まり、欧州美容産業を代表するB2B専門展示会としての地位を再確認した。
今回の展示会では、プレミアムヘアケアプログラム(ヘアケアリチュアル)を中心に、サービスのトレンドが強調された。特に、ヘアスパ機器やカスタマイズされたスカルプ、ヘアケアソリューションへの関心が高く、現場での相談も活発に行われた。
24カ国から参加した約450のブランドと企業は、最新の製品やサービス、グローバルなヘアトレンドを披露した。特に、ケビン・マーフィー、オリンパス、ロレアルプロフェッショナル、ウェラ、ダイソンなどのグローバル企業が多数参加し、その存在感を示した。参加企業は、革新技術と環境に優しい価値観、サービス中心の戦略を前面に押し出し、最新の製品とソリューションを展示した。
また、専門的な来場者を惹きつけるような特別イベントも注目を集めた。メインステージでは、ウェラクリエイティブチームやマーティン・デュレンマート x ゴールドウェル、クリストフ・フィルジャー、パトリック・キャメロンなど、世界的なアーティストが参加した15のヘアショーが行われ、創造性と技術力を同時に示した。
さらに、「TOP Salon – The Challenge 2026」授賞式(ドイツ、オーストリア、スイスの優れたサロンを選定)が実施され、「European Barber of the Year(欧州のバーバーオブザイヤー)」国際ライブ決勝も主要プログラムの一部として運営された。
教育プログラムも強化され、実務中心の教育コンテンツが拡充された。今年は40のワークショップと10の講演が行われた。初めて導入された「TOP HAIRマスタークラス」は、小規模な実習中心で開催された。また、AI、ソーシャルメディア、サロン経営戦略クラス、「Rock Your Future」人材育成プログラムも参加者を引き寄せた。
この展示会には、ルトニクス(高機能スカルプソリューション)、エアラパ(プレミアムヘアスパ機器)、コリンコ(ヘアケアブランド「ダノナル」)の国内企業3社が参加し、グローバル市場を見据えた技術力と製品競争力を示した。
参加企業は、差別化されたコンセプトと専門性を基に現地来場者の関心を引き、特にスカルプ・ヘアケアを中心とした高機能製品やヘアスパ機器が注目を集めた。これにより、国内企業のグローバル市場拡大の可能性も確認された。
次回のTOP HAIRデュッセルドルフは2027年4月10日から11日まで開催され、美容デュッセルドルフおよびB2Cイベント「The Art of Beauty and Health」と同時開催される予定である。